ちーちゃん
ちーちゃん。
7月のとある暑い日に産まれた我が家の長女。
とうとう、まーちゃんは母になり、けんちゃんは父になった。
今でも、ふとちーちゃんの存在は夢じゃないかと思う。
この私が子供を持つなんて。
母に愛されて育てられた記憶がない。実感もない。ていうか、5歳で施設に預けられた。
良い親ってどんなものか分からない。
誰かを愛することってどういうこと。自分が親になっているところなんて、想像できなかった。
でも、妊娠して、ちーちゃんと会った。
最初は、生まれたては、あんま可愛くないって思った。
産声も変だと思った。ごめんね。
でもね、日々、可愛さが募っていく。
ぶちゃいくな顔も、ブリブリするうんちも、沐浴中の気持ちよさそうな顔も、寝顔も、ニヤッと笑う顔も全部可愛い。
何してても、可愛いよ、ちーちゃん。
そして、良いパパになったけんちゃんがいる。
愛娘を全力で可愛がるけんちゃん。
ちょっと心配性だけど、優しい明るいけんちゃんなら、ちーちゃんを正しく導いて育ててくれる気がする。
ちーちゃん。けんちゃん。
楽しい家庭を築こうね!